中村です。先日DeNA運営のWELQに始まるキュレーションメディア問題を受け、ヘルシルに関する記事を書きました。
あれから一週間、DeNAの記者会見を始めグノシーやNAVER等キュレーションメディアを運営する企業が次々と謝罪及び見解を発表してきました。
ところが当のヘルシルを運営する株式会社Candleについては未だに音沙汰がありません。まさか本当にトンズラするつもり・・・?
私が記事を書いた12月2日時点ではアクセスが出来ない状態でしたが、2日後から下記のようにメンテナンス中となっています。
普通の企業であればメンテナンス中である事は原因含め公表するはずですが、現状運営会社である株式会社Candle公式サイトでは何ら発表されていません。
しかもサービス一覧からも抹殺されたままになっています。
このCandleという会社はどういう会社なのか・・・?
挑戦を以て、さらなる挑戦の糧とする企業
経営理念を見る限りそういう事らしいです。
そして行動指針を見ていくと・・・。
誇りに満ちた会社を共に築き上げよう。
これだけ問題になっているのにトンズラをかましておいて誇りが持てるのか。
「誇りを持つには自信と愛が必要」と書いてあるので、自信と愛を持って隠れる事も重要という事なのか・・・?
紳士淑女であろう。
「品格を備え人として善くあること、誰もがその前提で取るべき行動をしよう。」
・・・あの・・・一人でも品格を備えて善くある人材が居れば真っ先に謝罪や弁明なり報告があるべきでは・・・?
しかし意識の高い経営理念を掲げる企業は良くありますが、時としてこのような残酷なギャップを生む事にもなるんですね。
声を大にして言いたい。
できない事を掲げるな!w
では親会社はどういう態度でこの状況を見ているのか。
親会社からも発表なし
このCandleという会社はSHOPLISTを運営するクルーズ株式会社(CROOZ, Inc.)の子会社です。FF11グラマスを開発した事でも有名な企業ですね。
しかし子会社といっても10月13日に全株式を12億5,000万円で取得したばかりですので、今回の件については小渕 宏二社長も頭を悩ませている事でしょう。
ただクルーズは上場企業ですので真摯な対応が求められる事は間違いありません。調査中ですでも良いので何かしらアクションを起こすべきではないのでしょうか。
まだまだこの問題は引っ張るでしょうし、ほとぼりが冷めるまでメンテナンス中というようには出来ないでしょう。
一週間前はヘルシルを取り上げる記事は少なかったですが、最近増えてきましたしこのブログもアクセスが急上昇しています。
こういう記事はサーバーがある限りずっと残りますので、初期対応を誤ると企業イメージに傷もつきます。
12億を捨ててでも全株式を突き返して関係を絶つのか、本腰を入れて改善するのかはわかりませんが現在の親はクルーズです。
1日でも早く何かしら出る事を期待します。
ではでは