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コンビニ受け取りは損ばかり

こんにちは、楽天のRMSにしつこいくらいコンビニ受取導入しろと表示されてうんざりしているたいぞーです。

そりゃたしかに消費者目線で言えばそういう選択肢もあった方が良いでしょう。

しかしこのコンビニ受取に至ってはなかなか話が複雑なのです。

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再配達問題

まず大前提として下記のような問題が存在し、それを社会で解決して行こうという部分について私は賛成です。

国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。

情報源: 報道発表資料:「宅配の再配達の削減に向けた受取方法の多様化の促進等に関する検討会」報告書の公表について – 国土交通省

資料にもあるように2割が再配達となっていて、この部分が解消されていけばドライバーにかかる人件費やガソリン代も抑えられるでしょう。

しかしこの解決策として挙げられているコンビニ受け取りについて、とても大きな問題を抱えている事を書きたいと思います。

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コンビニ受取の問題点

現在ヤマト運輸や佐川急便などの宅配業者は、長時間労働かつ低賃金な労働条件が起因してドライバーが不足しています。そういった状況もあり、再配達を減らすためにコンビニ受け取りを推進しているのですが、1宅配業者で全てのコンビニ受取ができるわけではありません。

これにはコンビニ側の思惑もあるのですが、顕著なのがセブンイレブンです。セブンイレブンはセブンネットショッピングやユニクロ、タワーレコードなど特定の企業の商品しか対応していません。現状1強となっているセブンイレブンが楽天やアマゾンを拒否している時点で大きな障壁でしょう。

受け取れるコンビニ

  • 佐川急便:ローソン
  • ヤマト運輸:ファミリーマート・サークルKサンクス
  • ゆうパック:ローソン・ミニストップ・ファミリーマート

大体このように配送業者ごとに受け取れるコンビニが異なっているので、全てのコンビニに対応しようとすると配送業者を使い分けないといけません。

ただでさえ手間がかかるのに佐川急便のローソン受け取りに至っては、発送側に別途100円の手数料を取っています。運賃が安くなるどころか高いやないか!wという発送側には全くおいしくないサービスです。

共通して利用できるサイズも100サイズ以下と小さいため、使い勝手がいいかと言われると首を傾げてしまいます。

このようにコンビニ側とモール側の思惑で一致団結とはいかず、条件も厳しい上に発送主であるショップ側にはメリットどころか手間や追加課金等の全くやる価値の無い取り組みとなっています。

そもそもユーザーが100サイズに収まるのかという確認も難しいため、問い合わせにも発展します。実際コンビニ受取を行っている数店舗のでデータではコンビニ受取で入った注文の大半がサイズオーバーとの事でしたし、なかなか使い勝手の良いサービスとは言えないでしょう。

ショップ側に手間や手数料を押し付けるのであれば、コンビニ受取の場合運賃を下げろって話です。佐川急便なんて100円も取る強欲っぷりで話になりませんよね。

そもそも再配達にかかる労働コストが損失とか言っている時点で首をかしげます、それはそもそもあったサービスでしょ?と。

自分たちが作ったサービスが損失とか、それはこっちは知ったこっちゃ無いって話です。

CO2に関しては地球の問題ですので、さすがにほっておけ!とは言えません。

しかしながら正直なところ社会の問題に会社のリソースを割けるのは業績の良い大手だけなんじゃないでしょうか。

この宅配問題はまだまだ色々出てきそうです・・・。

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父ちゃん: 小さなお店を営む父ちゃんです。