こんにちは中村です。
前回DeNA運営のヘルスケア情報を扱うキュレーションプラットフォーム「WELQ(ウェルク)」が問題を受けて全記事を非公開化した案件について書きましたが、次は健康医療情報まとめメディア Healthil[ヘルシル] がアクセス出来ないようになりました。
ヘルシルはレディース向けで人気のサイト「MARBLE」で有名な企業であるCandleが運営するキュレーションサイトなのですが、Candleの企業ホームページを見に行っても跡形もなく消し去られていました。
これはいったいどういう事なのか・・・。
※carcastは現在も運営中、サービス一覧からは削除のまま(2016/12/12)
Candleは最近クルーズが子会社化した企業
こちらの記事にも書いてありますが、これからはファッションECに特化していくと宣言したクルーズが今後販促の大きな柱とすべく最近買収したのがこのCandleなのです。
しかしCandleの公式サイトサービス一覧を見てもない・・・。
そこでURLの頭に「cache:」を付けてGoogle検索をしてみると・・・。
バッチリありましたHealthil(ヘルシル)!
これは完全に逃げたな・・・と私はそう感じましたよ・・・。
しかし今回のような騒動の中ヘルシル側が問題がある可能性を感じたのであれば、公式に「うちもチェックします」で良いのではないでしょうか。
これでは無かったことにしようとしていると思われても仕方ありません。
しかもここは上場企業クルーズの子会社で、注目度も急上昇中です。そんな企業がこのようなお粗末な対応ではクルーズ自体も先が思いやられます。
今後のキュレーションサイト事業はどうなる
美容や医療系のようにデリケートな内容は非常に厳しいチェックが必要になるので、キュレーションサイトのようなパクリシステムでは難しいのではないかと思われます。
タダもしくは少額で記事(インデックス)を大量生産できるのがキュレーションサイトのメリットでもあったので、サイト側での厳重なチェックが必要となってしまうとそのメリットも霞んでしまいますよね。
元々パクリサイトと揶揄されライターやブロガー達から忌み嫌われていたキュレーションメディアは今後揚げ足を取られまくる事でしょう。
捏造(妄想)記事まで作っている事実をイジられて削除に至ったMERY記事は逸品です。(お腹痛かったw)
「芸術の街、学芸大学駅に芸大生を観察にいく」という謎のお出かけプランを提示することで、「どう考えてもこいつ学芸大学駅に行ったことないだろwww」というツッコミ待ち見え見えなMERYのキュレーション記事について、これまで3回に渡って記事を書いてきました。時系列で追
情報源: Blog @narumi – MERYの学芸大学駅お出かけ記事をめぐる冒険 エピソード4 – Powered by LINE
このように今後は今までパクられてきたお返しのごとくキュレーションサイトへのチェックは厳しくなると思います。
最後に
とにかくアクセスを取るために、引用という盾の下やりたい放題やってきたキュレーションメディアは激増してしまった状況も相まって今後も炎上する事は間違いないでしょう。
これからも目が離せませんね!
でわまた
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