今まで色々な企業に勤めてきた私ですが、どんどんステップアップする人、いつまでもうだつが上がらない人など大勢見てきました。
現在でも何名かのスタッフを抱えていますが、いつまでも成長せずずっと単純作業しか任せられない社員や、少しずつ成長する社員など様々です。
そこで今日は個人的に求める社会人像というものをご紹介したいと思います。
Contents
社会人の心構え
やってみるの精神
仕事をしていると、未経験の業界に関する業務や新事業の案件などにぶち当たる事があります。そんな時でも好奇心をもってトライできる精神が必要です。
もちろん出来る事や不安な部分を切り分け、上司や同僚と相談する事は必要です。そもそも仕事は全て未経験から始めるものなので、新たな経験値になるという思いで喜んで取り組んでほしいです。
情報は自分から取りに行く
日々のオペレーションや、先ほどの未経験分野に関しても上司からの指示を待つのではなく、常日頃自分から情報を集め整理する事が必要です。会議などで自信が独自に調査した内容に基づいた報告書や提案が出来るとチームからの印象も非常に良いでしょう。
例えばアナタが病気になったとして勉強熱心な医師とそうでない医師、どちらに診てもらいたいですか?当然勉強熱心な医師に任せたいと思うはずです。
質問から始めない
上司にしょっちゅう質問ばかりする人がいますが、質問の仕方も重要です。まず自分で調べた上での意見を述べ質問しましょう。
調べる事で簡単な部分は把握できますし、「こいつ全く調べ無いで聞いてるな・・・」というのはすぐわかるものです。
ちなみに何度も同じ質問をする人は問題外です、手帳にでもメモりましょう。
自分の活動を数字化
これに関しては営業部門以外だとなかなか難しいのですが、自分の活動成果がどれほどの金銭的貢献をしたのかを把握する事が必要です。
もし経理などのバックヤード部門であれば、運用の変更やシステムの導入などで社員100名の平均作業時間を30分短縮すればそれだけの金銭的成果が算出できます。
こういった部分は正確に出るわけでは無いですが、自分がシステム部門などに掛け合ったり周りを動かした事での成果ですし、こうやって数字ベースで考えられる能力は非常に重要です。転職する際の面接時に自身の成果として胸を張って言える内容だと思います。
ビジネスマナー
名刺交換の仕方や目上の方と一緒の場合におけるエレベーターへの乗り方など、最近の若い人たちが嫌う礼儀作法の様々です。
極論を言ってしまうと、将来クライアントとなる相手が年配の方でこういう部分を重んじる場合に作法がわからなければ確実に機会損失となるでしょう。
老害などと笑っていられるのは今のうちです、人生を左右するビジネスチャンスをこのようなしょうもない事で失わないよう最低限のマナーは身に着けておきましょう。
悪口を言わない
クライアントや取引先、一般消費者などすべての人に対しての悪口を公然と言わない事です。
中には理不尽な相手と対峙する事もあるでしょう。しかし悪口を言う人を好きになれますか?まわりが上司やクライアントの悪口で盛り上がっていても上手に濁して流していれば良いです。いつどこで自分の首を絞めるかわかりませんので、絶対悪口は慎んでください。どうしても悪口が言いたければ個人名を出さないブログ等でぶちまけましょう。意外とスッキリしますよw
相手の話を最後まで聞く
これはよくある光景なのですが、上司やクライアントなど周りから何か指摘や質問などされる際に最後まで話を聞かず話を始めるパターンです。
相手の話を折って「いやそれはですね・・・」や「あ~〇〇の事ですね」等と話始める人は非常に多いですが絶対やめましょう。自分の発言は相手の話を聞き終わってからするべきです。結構イラっときますので気を付けましょうねw
嘘をつかず、過ちは素直に謝る
嘘や隠ぺいは必ずバレます。最近ではWantedlyのDMCA申請の不正使用問題や、Welqにヘルシルなどのパクリサイト問題など次々と問題を起こしています。いずれも真摯さが欠けた上に隠ぺい体質が生んだ結果だと思っています。
過ちは誰でもあるでしょうが、謝罪などの初動を誤るとこのような炎上事件となってしまいます。
インフルエンサーに惑わされるな
「ノマドワーカー」や「好きな事をして生きていく」など旧来の働き方を否定している人たちがいますが、彼らの上辺に姿に惑わされてはいけません。
最低限社会人としての基礎があり、何かを成し遂げてこれからもやっていける礎ができたらならば自由にやれば良いでしょう。
どこでどんな顧客を相手もビジネスをするかわかりませんので、どこでも恥ずかしくない社会人の基礎は見つけておいて損はありません。
TPOをわきまえたデキる男が最強にカッコイイと思います。
ではまた。