最近ショップ用のLINE@やFacebookの設定運用代行をさせてください!という営業をよく頂いております。
興味本位で費用をよく見ると初期設定だけで10,000円、ちょっとした設定1項目で追加10,000円~などのボッタクリ価格でめまいがしてしまいます。
驚くべきはLINE@のメッセージを作って飛ばすだけで一回2万円という強気設定です。時給いくらだよw
もしかするとパソコンの事はわからん!SNSてなんぞや!という人種にはこれでも安いほうなのかもしれません。てかそんな層がネットショップに手を出すなよって話ですよ、まさにカモですw
そもそも昔からこの手のWEBマーケティング関連で請求される費用は非常に高く、薄利多売の小さなネットショップがそもそも手を出せる物ではありません。
しかしこんな割高なWEBマーケティング会社のコンサルティングや運用サポートですが、やはり利益が出ている会社ならば利用しているケースも多いのでは無いでしょうか。
そこで今日はこういった外部のサポートに頼ってマーケティングをする際に気を付けたい点を挙げていきたいと思います。
業者に丸投げは絶対ダメ
お任せくださいと言われるがままに任せていて、自社にノウハウが全く蓄積されないパターンが一番最悪です。
よくアウトソーシングを丸投げする企業がありますが、自社の重要な業務の事なのに何もしらないまま任せるとか無責任にもほどがあります。
物流関係をアウトソースするのであれば、必ず自社に専門の担当を付けるか現地に常駐させてOJTで研修させるぐらいの事は必要だと思っています。
WEBマーケティングにしても、担当する人間はゆくゆくは自分で出来るようになるという覚悟が必要でしょう。
そもそも担当に知識が無いと言う事は、委託している内容の成果に対して正しい評価ができないという事です。評価が出来ないと言う事は費用対効果もわかりません。ね?最悪でしょう?
WEBマーケティング会社の選び方
本来は自社で行う事が望ましいWEBマーケティングですが、右も左もわからない時点では外部の企業に委託するのも良いでしょう。
しかし外注する際に気を付けたい部分は、最終的に自社でランニングできるレベルまで持っていってくれる業者を選ぶべきです。
ちなみに自社でできるようになったら用済みの業者とは切れてしまうかというとそうではありません。
優秀な業者はもっとたくさんの引き出しを持っていますし、自社のマーケティングレベルが上がっても協力してもらえる事はたくさんあります。
依頼主のマーケティングレベルを上げさせず、ずっと契約させ続けようとするような業者は引き出しが少ないため余裕が無いのです。そんな業者に未来はありませんので、そのような業者につかまらないようにしましょう。
自分たちで出来る事はどんどんやる
私がコンテンツマーケティングに出会ったのは1年半前です。そこで初めてワードプレスというものを知り、当初業者に委託はしましたが勉強のため昨年8月にこのブログを始めました。
まあ副収入もかねてのブログなので個人で勝手にやっていますが、この半年で相当詳しくなったと思います。
やはりただ見ているのと実際にやってみるのでは雲泥の差があるので、SNSの運用も業者にまかせっきりでは無く一部自社で出来るよう先方と調整する事で社内にもノウハウが蓄積されるのではないでしょうか。
わからない事は聞けばいいですし、そういう事を惜しみなく教えてくれる業者は信頼できます。実際にうちが使った業者さんはそういうタイプの企業で非常に色々とお世話になりました。
中には自分たちで後やっていく気が無い企業の依頼は受けないという業者さんもいますが、やはり相当の人気のようでコンサルティングを受けるのに順番待ちにまでなっているそうです。
結局扱う商品であったりサービスを熟知した社内の人間が、質の高いマーケティングを行えるようになる事で成果が上がるようになるのだと思います。
さいごに
冒頭でも書いた業者が提供するサービスの単価ですが、高いと感じるのは自分で出来るようになったからかもしれません。
正直わたしは自社の製品やサービスを知らない外部の人間がマーケティングをやったところで大した成果が出るとは思えないと思っています。
高い成果を出している業者は必ず内部の人間を巻き込んでいて、アイデアを出したり指導をしたりはするが実際にオペレーションをするのは自社の人間というパターンが多いです。
完全お任せで高い成果が出せるのであれば業者自ら商品を仕入れて売ればいいって話ですよね。
最終的にしっかり自社でWEBマーケティングが出来るように指導してくれる師匠のような業者が良い業者だと思います。
ではまた。